筋トレとガジェットとパン屋巡り

ときおり吃音症の子どもの話も投稿します

ストリートワークアウトという競技

 このストリートワークアウトと言う単語をご存知でしょうか。

 

 これは、いわゆる自重トレーニングに体操競技のような技の難易度を設定して、さらにダンスのような構成力や場を沸かせる表現力を競う競技になります。とは言っても、なかなか競技としての認知度であったり、まだまだ競技の歴史として浅い種目であり、その名前のとおり一般的な公園で技の練習をしたりするので、日本の中では人によって定義がやや曖昧だったりします。

 

 代表的な技として、ヒューマンフラッグ(人間鯉のぼり)や、懸垂の上位技的なマッスルアップ、ブルースリーで知られているドラゴンフラッグなどがあります。

 

 一般的に筋トレと言えばスポーツジムで行うウェイトトレーニングが思い浮かぶでしょう。

 それともどこでも手軽に始められる自重トレーニングは、筋肥大ということに関していえは確かにウェイトトレーニングに劣ります。

 

 しかし、このストリートワークアウトと言う競技は上の書いた技を知っている人が想像するとおり、自重操作をある意味極めた競技になるので、技の難易度によっては筋肥大効果も一般的な自重トレーニングより高く、なおかつ運動能力や全身の連動性を高めることができます。

 

 ストリートワークアウトジャパンによる解説

 https://sw-japan.jimdo.com/about-swj/#B

 

 技の解説はこちら

 日本で唯一の専門ジム「カムイパーク」

 https://www.kamui-park.com/test

 

 さて、私もこのストリートワークアウトの技の練習をしているのですが、とても楽しいです。

 

 なぜかと言うと、自重トレーニングをひたすら続けていると持ちにくい目標意識を、「技の取得」に置き換えて維持できるからです。

 

 おそらく皆さん自重トレーニングを一度はやってみたことがあると思うのですが、例えば夏までに腹筋を割りたくて自重トレーニングをやってみる、そして結果に到達できずやめてしまう人は多いと思います。ボディビルやフィジークなどがボディメイキングの最たる種目ですが、この「腹筋を割りたい」と言うもの「自分の体を変えたい」と言う一つのボディメイキングなんだと思います。その到達目標を達成した、できないに問わず、いつまでにと言う期限的目標を掲げてしまうと、そこを過ぎるとせっかくのトレーニング効果を感じる間もなくやめてしまうのです。

 

 そこで、このストリートワークアウトを取り入れると、技の難易度や実際にできた時の達成感で続けたくなるのです。

 そして、公園でこの取得した技をさも当然のように行うと、よく人の目に止まり、気軽に公園利用者の方たちから声を掛けられたりします。

 そんな些細な会話やちょっとした承認欲求の充足感のようなものが、自分の身体をカッコよく維持するための原動力になります。

 承認欲求なんて必要ないと言う人も多いと思いますが、この誰かの感性に一石を投じるような感覚というのは、自分自身を様々な方向性に成長させることができるキッカケになったりします。私はInstagramで動画投稿をしているのですが、多くの人と出会うことができました。大人になり新たな出会いを見つけることは、案外少ないと思います。

 

 そんな、身体能力向上、幸福感増加、新たな人との繋がりを得られるストリートワークアウトを初めて、公園の超人になってみませんか。